ポケモンの思い出 ビジネスの基本を学ぶ
ちまたではポケモンgoが日本でもストアリリースされて大盛り上がり中である。
私も早速インストールして、モンジャラをゲットしたが
出てくるポケモンすべてが初代ポケモンのキャラクターなのでとても安心している。(ちょっと前のやつまではやってましたが新しいポケモンは全然覚えてない)
初代ポケモンがリリースされたのは、1996年。
私は小学校3年生の時で、友達とよく通信プレイをしていたのを覚えている。
その頃私はポケモンを本当にやりまくっていて、当時のアニメもかかさず見ていたし、主題歌なんて歌詞なんか見なくても歌えたし、EDテーマ?だったかのイマクニのCDを買いに幕張メッセまで父親に連れてってもらったことを覚えている。
もちろん151種類のポケモンは「ポケモンいえるかな?」を通じてすべて覚えていた。
そんな当時私はあるバグを使って、子供ながらにして巨額の富(お菓子)を動かすビジネスをしていた。
バグの発生方法は正直覚えていないが、ふしぎなアメという対象モンスターのLVが上がるアイテムを無限増殖に成功したことがきっかけだ。これはビジネスとしてよく成り立っていたな、と思うことが何点かあったのでご紹介する
競合との差別化がしっかり出来ていた
当時のゲームはバグが多く、このポケモンに関しても例外ではありませんでした。
そのバグを使って、ビジネスをする友達も何名かいたが、友達のそれはバグを使用している分、取引が終わった後の挙動がおかしかったりして後日のクレームが多発していた。しかし私が使ったバグは全く挙動がおかしくならず、クレームは全くこなかった。良い商品は、人づてで広まっていく。安心安全のブランドが確立するまでは時間はかからず、またふしぎなアメでレベルをあげてくれ!というリピーターが多発した
顧客のニーズをとらえた商品プラン
友達のバグ使用方法の例でいうと、一気にレベルを100まであげきるという手法が人気になっていた。これだと確かに一気に強くなるし、時間の節約も出来て、全クリするのにとても良い手法である。ただし、これだとリスクもかなりある。
- 100までの道中に覚えるわざを取得が出来ない
- 2段階以上進化するキャラクターは1段階しか出来ない
- 愛着が湧かない
本来レベル上げとは、時間をかけてじっくりとキャラクターと向き合うことである。その道中、覚えたわざなどがあれば手放しで喜び、取捨選択を迫られる時などはとても悩むものである。その手間がないということは愛着がわかないのである。
その分私のバグは1つずつレベルを上げるため、その向き合うことに非常に酷似しておりとても好評であった。
上位顧客への裏メニュー
私のバグ発見の探究心は収まらず、ふしぎなアメの開発の後も色々と模索していた。その中で伝説のポケモンで「ミュウ」というウルトラ激レアポケモンがいるのだが、そのミュウの生成に成功した。(当時イベントでしか配布していないポケモン)
私は生成が成功した時に、歓喜で震えた。と同時にこれをどうビジネスとして活かそう?と思った。そして私が考えた方法は以下の通り。
- ふしぎなアメの利用者で利用回数が一定以上のユーザに絞る
- 対象者とゲームを普通にしていて「ミュウ」を不意に見せる
- 対象者は「ミュウ」に食いつき、交渉を始める
もちろんこの「ミュウ」も安心安全の品質が保てている。このように上位顧客だけに始めた裏メニュー。瞬く間に噂は広がり「あいつミュウ持ってるらしいぞ」と盛り上がった
まとめ
私にとってポケモンはゲームであり、ビジネスとしてのツールであった。ポケモンを通じて人とコミュニケーションをしたり、学ぶことがたくさんあった。
この「ポケモンgo」からポケモンに触れる世代もたくさんいるだろうが、ポケモンには何か人を惹きつける魅力がある。そんな思い出に折り触れながら、私はポケモンgoに勤しもうと思う。
ちなみにこのビジネスで得られたお菓子の総額は50000円以上はあったと思う。