面接の極意
私、社会人9年目でして、思い返すこと、10年前。
大学2年生の頃から、業界を絞って就活していた私は、受けた数こそ10社には満たないですが、一度も面接で不合格になったことはありませんでした。(今の会社の内定を受けた時に他社さんを辞退したので)
今では、就活生だけではなく、中途入社の方も面接で見ることもありますが
いままでの経験を踏まえて私が大事にする/見ている面接での極意を書いていこうと思います。
※極意とはいえ、業種・会社によっては差分があると思いますので、あくまで参考程度に
- 面接官は自分の会社・部署にフィットするかを見ている
基本はこれだと思ってます。別の言い方をすると、社風に合っているか。
もっというと社員と合うか、一緒に仕事をするイメージができるか、です。
私なら東大出身・有名企業出身の人でも、上記連想できなければ余裕で落とすと思います。
これを連想できるかどうかですが、これこそ人によって違うかもしれませんが、間違いないのは会話などから感じられる人となりの部分であると思います。
言葉遣いや、自分の得意・興味ある時の熱のこもりっぷりなど実際にお会いして始めてわかる、履歴書などからではわからない、熱量の部分でわかると思います。
- ポートフォリオは中身よりもプレゼンを意識せよ
中途入社の面接では、デザイナー・イラストレーターも面接させていただいていたのでポートフォリオに関してです。
もちろんポートフォリオの中身は大事で作品自体もひとつひとつ丁寧に見ていきたいですし、そこにかけた苦労や実績等本当はじっくりヒアリングしていきたいところです。
ポートフォリオの作り方はその方の好きなテイストや、レイアウト、人間性がとてもよく出ると思ってます。
ただ面接でポートフォリオを見る場合、だいたい10~20分程度で終わってしまいます。
自分のスキルセットを投影したポートフォリオですから、最初から説明したいですが、そこは時間の都合上10分程度、作品やプロジェクトでいうと、2つほどをピックアップすることをお勧めします。その2つもテイストが違ったり、ポジションが違うようなものをチョイスすると尚良いと思います。時間が余ることはほぼなく、逆にその作品以外で面接官が興味を持って質問したりすることが多々あると思います。
- 質問は無理にしなくてもよい
就活生に、「面接の最後にある、質問って何をした方がよいでしょうか?」とよく聞かれますが、基本無理に聞きたいことがないならしなくても良い気がします。
正直、ネットを少し調べればわかることを聞かれると、あんまり調べてないんだなぁと思いますし、奇をてらった質問をされても、質問の意図はなんだろう?となってしまいます。
なので、ベストなのは、ネット等に載っていないその社員などじゃないと聞けない生の声を聞くこと、だと思います。正直あまりそこが思いつかない人はすっぱり、ありません!と言ってもらって問題ないと思います。
いかがでしょうか。
基本的には、よく面接である嘘偽りなどなく、自分をさらけ出すことが、面接だけでなくその先にあるお仕事をしていく上で、誰も損しないことだと思います。