5つの質問でわかる【たばこを辞められる人間】の見極め方
私は5年前までたばこを吸っていました。
10本/日ぐらいで、たばこも好きでしたが喫煙所のあの雰囲気がとても好きでした。
特に食後のコーヒーと飲み一服は格別で、そのためにご飯食べてたと言っても過言ではありません。
そんなたばこ好きな私は、大した理由もなく、さらっとたばこを辞めれました。
しかし周りの人にもいると思いますが、辞めたいんだよね〜と言いつつ全然辞められない人もいます。
そこで、私はその人が本当に辞められる人なのか?を見極める5つの質問を考えてみました。
1,たばこが好きではなく、喫煙所の雰囲気が好きである
冒頭から、私が言ってたフレーズですが、これは良くないです。
非喫煙者からすると、喫煙所って有害な煙がもくもくではっきり言って近づきたくもないですよね?それなのにそこが好きというのはたばこが吸いたいことの単なる言い訳です。事実、喫煙所のコミュニケーションは素晴らしいと思いますが、それはコーヒーを飲みながらでも、ランチ中でも可能です。たばこの環境下からいかに身を離すか、がポイントです。
2,たばこを吸う理由が明確である
たばこを吸うタイミングは山ほどあり、大体が日常生活の動線上、30分~1時間感覚で訪れます。(ご飯食べたあと、MTGの後、家を出る時、駅に着いた時など)
これとは別にイライラした時など吸いたくなることもあります。この2つでわかるように、前者はタイミングによるもので(3時だからおやつ食べるなどと一緒)後者は問題解決における手段です。なので、タイミングに関しては完全に惰性なのでメンタルの問題でどうとでもなります。後者の場合は例えばイライラした時は、コーヒーを飲む、気分転換に風に当たるなど代替案があるので、たばこじゃないといけない問題ではありません。
3,禁煙には辞める理由が必要だと思っている
私の見解だと、辞める必要ないわ!と言っている人ほど、禁煙を始めるとしっかり継続して成功する人が多いです。たばこに含まれるニコチンには麻薬レベルの中毒性があるためもちろん辞めるのは一苦労です。ただ基本的にはメンタルがほぼすべてを占めています。辞めよう辞めようと年中言っている人は、そもそものメンタルが弱いため、辞めることは出来ません。要は禁煙のための理由を探しているようでは辞めることは無理です。
例えば健康のために辞めるとなったとしましょう。そういう人は例えばジムに通い始めたから、プラマイでいいよね、とかたばこは1日数本なら◯◯ガンの抑制になるらしい、などと変な言い訳を盾にして逃げようとするのです。たばこを辞めないと命に支障があります!と言われても、ここで我慢するぐらいなら死んでもいい!などと言いかねません。
4,禁煙すること=我慢することと思っている
メンタル的なことのキーポイントです。前述のように理由をつけたがったりしている禁煙出来ない人たち。この人達の心理でいうと
「喫煙者には肩が狭い世の中になっている」
「喫煙の病気のリスクは説明されなくてもわかってるよ」
「なんで楽しみ・好きなことなのに制限されるんだろう」となっているケースがあります。例外はありますが、禁煙成功した人は我慢というよりももうたばこ吸いたいと思わないというケースが多く、我慢と思っていないことがほとんどです。
我慢している人は、禁煙◯日目、こんなに我慢している!すごいでしょ!みたいな感じの我慢自慢をしたがることも多くあります。
5,禁煙宣言することで成功率は上がると思っている
私は辞める時にTwitterで禁煙します宣言をし、何人かにRTされたりしました。
これは、禁煙したということをイベント化し周知させ、周囲の人間を巻き込んでいくことで吸いにくくさせるのが目的ですが、本質的にはあまり効果はないように思います。何度も言っていますが、禁煙はメンタルです。例え周知していたとしても、隠れて吸うことは確実に出来ますし、その周囲の人で仲が良い喫煙者がいたら、「お前禁煙してるらしいな、やめなくていいよ、ほらこれ吸いなよ」と、かえって周知することが悪影響及ぼすこともあります。禁煙をするなら、まずは誰にも言わずにしましょう。誘われたたばこも適当な理由で断り、大々的に公言する必要などないのです。
いかがでしたでしょうか?
禁煙したがる人は常に禁煙する理由を探しています。そして理由が見つかっていざ禁煙してみると、その理由の別の解決策を探し出し、禁煙をやめてしまうのです。
ただし、理由があることは間違いではなく、自分で納得した・考えた理由であれば効果は絶大だと思います。人から言われた・テレビで言ってた理由ではないのがポイントです。
自分で納得した理由をきっかけに禁煙した人は成功率が高いです。
納得していない人はどこかで、「まだ辞めなくていいな」「なんで辞めなきゃいけないんだろう」と思っているので、禁煙するだけ無駄だと思います。
ぜひ、この5つの質問を禁煙したがっている喫煙者に投げかけてみてください。
1つでも怪しかったら、その人は辞めることは出来ないと断言しても良いでしょう。