嫌いな単語「普通」について
世の中の普通とはなんなんだろう、と最近思うことがある。
普通とはどういう意味なのだろうか?
みなさんがよく使う普通というのは、その言葉の通り、普通。言い換えると、ノーマル、平均、みんなと同じといったところか。
このみんなと同じというみんな、とはどの集合体を指すのだろう。
例えば子供のころ、我が小学校ではたまごっちが流行っていた。私は親に「みんな持ってるのが普通。だから買って!!」と言った記憶がある。この場合の普通が指す集合体とはクラスメートや、小学校を指す。
これが小さい頃なら、わかりやすいのだが、大きくなってくると話が変わってくる。
こんなの普通だから!と言われると至極当然のようにやらないといけないのか、と勘違いするが、そうでないことも多分にある。
普通という単語は、よく使う割にとても誤解、語弊を生みやすい言葉だと思う。
私は普通、という単語を多く使う人は仕事上注意して話を聞くようにしている。というのは、普通という単語で誤魔化し、話の本質を有耶無耶にしているからだ。
たいがい、普通の内容を深堀して聞くと、マイノリティであったりで内容が乏しいことが多い。
自分でも普通という単語は使わないように気をつけようと思う。