心の病気に関して
私は結構最近まで心の病気というのをあまり知らなかった。
知らなかったというのは言い方が違うかもしれない。身近にそういう人がいなかったのだ。
初めて間近で心の病気を患ったのは母親であった。
私の母親は、数年前に亡くなったのだが、亡くなる一年前に倒れてしまい、入退院を繰り返していた。
その間良くならない症状などが、心身ともに弱ってしまった母親の心よりを占めてしまったのだ。
実際に心の病気になってしまってから、母親は何もかも変わってしまった。
私に対する目も変わり、すべてが敵として見えていたのだろう。私の言葉が届きづらくなってしまった。
仮に心の病気が、母親のような状況ではなく、体が健康だとして発症している場合。とてつもなく辛いことだと思う。
心の病気に関しては、ネットでも散々見てきた。それこそかけてはいけない言葉や行動なども、見た。それらは母親に対して施す前に亡くなった。
私は人をとても傷つけてしまったことがある。それはレベル感でいうと、母親のように
心の病気を患ってしまうほど、かもしれない。
それに対して出来ることはなにか。今一度自分に対しての戒めとしてこの記事を書いている。
私ができることは、それを一生かけて償うこと。そしてそばで見守り、支え、守り抜くことである。
如何なる理由があろうと、自分のことなど優先せず、愚直にそれを行うことがすべての道となる。