人生底辺だった大学2年の夏休みの話
人生で底辺だったなー、と思う時期は私の中では明確に覚えていて、というか実感していて、大学2年生の夏休みである。
私は埼玉にある実家から都内の大学に通っていた。専攻は情報デザインで、要はネットサービスを作ったり、デザインを学んだり、動画を作ったりと、広く浅く学んでいた。
元々その分野に興味があり、学費が高いのに無理言って行かせてもらっていた手前、単位はきちんととれていたのだが、事件は突然起こった。オンラインゲームとの出会いだった。
大学の知人がすでにオンラインゲームをやっていて、夏休みに知人宅でやり始めたことがきっかけであった。面白さにすぐに没頭し当時はSkypeで夜は寝ずにやりまくっていた。
その知人はオンラインゲーム上にギルドを組んでいて、リアルな地元の知人で構成されていた。無論私もそのギルドに入り、日中はギルドメンバーとリアルで遊び、夜はオンライン上でモンスターを狩っていたりした。
課金はあまりしていなく、一回500円のガチャを数回だけ回して終わったと思う。
ただいま思い返しても、あとにも先にもこんな生活出来なかった(大学2年の夏休み明けから就活したため)ことを考えると非常に貴重な体験が出来たと思っている。
更にちょっというと、この時の経験がいまの仕事内容にリンクしていることもあり廃人ユーザーとして数ヶ月を過ごしたことは今の私にとっての礎となっているのだ。