SMAP解散とカレーライスは似ていると思う
トピック「SMAP」について
今年の初めから何かと話題になっていたSMAP。
年内に解散ということで、テレビで5人を同時に見ることができるのも今年で見納めとのこと。
- なぜ解散したのか?
- メンバー間にどういう確執があったのか?
- それはいつから起こっていたのか?
という情報はみなさんがいっぱいブログを書いているので
このブログではその部分に触れない。
私は数多くの報道やネットニュースを見て思った。
SMAPとカレーライスはとても似ている、と。そうなるとSMAPの解散までの世間の流れ、そして解散後の各メンバーの動向など、すべてがわかるのである。
似ている理由などをこのブログでは細かくわかりやすく伝えていくこととする。
要素の比較
SMAPはアイドルとしてトップを走り続けてきた。アイドルといえばジャニーズ。ジャニーズと言えばSMAP。SMAPが出るテレビ番組は視聴率も好感度も高い。
かつ何よりすごいのが個性の豊かさ。メンバー5人共に各方面での得意な分野が違い、木村氏はドラマ(王道・スタンダード)。中居氏は司会・バラエティ。香取氏はドラマ(コメディより)やバラエティやアート。草なぎ氏は、ドラマ(シリアス派)バラエティ。稲垣氏はワインに怖い話。なので、全盛期に関しては、毎日誰かしらがテレビに出演していたのである。テレビ番組によく出ている理由としてあげられるのは、アイドルとしてのオーラもありながら、色々な人と絡んで面白くなる、ということも挙げられる。
対してカレーライスはどうだ。こちらも王道の国民的フードである。カレーライスには色々な顔がある。ちなみに私が好きなカレーチェーン店、ココ壱では「チキン煮込みカレー」一択である。
ココ壱好きな人はわかるが、ここにほうれん草や卵などをトッピングする。人によってはチーズをのせたり野菜を乗せたりと人それぞれである。要はカレーライスという圧倒的なベースがありそれだけでも圧倒的な人気がありながら、トッピングすることを拒まず逆に美味しさが際立つのだ。ここで分類をしてみよう。
じゃがいもは色々な料理に用いられて活躍するよって香取氏である。そして甘みを加えてくれる人参は草なぎ氏である。またそれとは違いまた一つ甘みと深みを与える万能野菜のたまねぎは中居氏である。そして人によってヘビーと感じてしまうお肉は木村氏である。稲垣氏は福神漬けだ。
今後のSMAPはどうなるか?
SMAPの動向は、カレーライスに置き換えてみれば、話は早い。整理しよう
- カレーライス:SMAP
- お肉:木村氏
- じゃがいも:香取氏
- たまねぎ:中居氏
- 人参:草なぎ氏
- 福神漬け:稲垣氏
要はこうだ。ある日ニュース番組で
「年内でカレーライスが廃止されます」
と報道される。インドはどうなるんだ!!みたいな変な解釈はここでもスルーする。
まずどうなるか、カレーライスの需要が一気に高まる。カレーライスバブルの到来だ。
人というのは単純で、もうなくなる!となると一気に需要が増える。なので日本中カレーライス祭りになるだろう。テレビを見てもカレーライス。雑誌を見てもカレーライス。どこのレストランも「カレーライスあります!!」という立て看板が乱立する。それはそうだ、何故ならカレーライスがなくなってしまうからだ。
次に何が起きるか。カレーライスへの飽きが来ることになる。カレーライスは毎日食べ続けるものではない(中にはいるが、それは熱狂的なジャニオタということにしよう)
かつそもそもカレーライスが嫌いな人もいるわけである。急激な高まった需要は強い飽きを引き起こす。なので「カレーライス、もう、、いいかな」とか「あれ、まだなくなってないんだっけ?」という感じになる
そうすると次はどうだ、カレーライスのデッドラインが迫ってくる。そうすると何が起きるか。そう、カレーライスバブル2である。ここではリアルにデッドラインが間近なので、周囲がそわそわしている。考えて欲しい、来週からカレーライスは一生たべちゃだめ!と言われたら絶対に食べるであろう。そう、それが少しだけ高額であっても。デッドラインが近づくと、期限が間近に迫ると、プレミア的な観点も作用する。要はカレーライスを食べることがステータスになるのだ。「昨日カレーライス食べちゃった!」「やべえ・・こいつ。出来る。」と言った会話もリアルに起きてしまうだろう。この頃になるとSNSのタイムラインはカレー一色となる。この頃から世の中は違う動きが生まれ始める。それは「第二のカレーライスは何だ?」ということだ。
その後カレーライスの終幕のカウントダウンが行われ、予定通り世の中からはカレーライスが消えてしまう。この頃には第二のカレーライスが頭角を現しはじめ、メディアに力によってみない日はなくなる。こうしてカレーライスを亡くした国民はその代替品を探し、崇める、このループを繰り返すのだ。
一方カレーライスの具たちはどうなるか。カレーライスという強力なホームがあったとはいえ、そこは主力級の材料。たまねぎ・人参・じゃがいもはそのまま色々な料理に使われ、変わることなく国民に愛される。それはお肉もそうだ。各料理の主力級な材料として、メインをずっと張っていくであろう。福神漬けに関しては残酷である。私はカレーライス以外に活躍している場を見たことがない。
まとめ
上記のカレーライスの遍歴をSMAPに置き換えてみると今後の活躍が手にとってわかる。要は年内まではSMAP人気はある程度加速し、一旦収束する(あれまだ解散してなかったっけ?的な)そして年末が近づくに連れて各メディアこぞって特集するため、またブームが到来する、とても強力な。そして解散した後は各方面でそれなりに活躍する。ただ稲垣氏だけ、活躍の場が不安である。
稲垣氏へのアドバイスでいうと、自己分析をし、自分のバリューをSMAPから切り離して再定義し、自らが売り込むことが重要である。
福神漬けでいうと、「じつはパスタに入れると美味しいらしい」や「福神漬けダイエットがどうやらきているらしい」など話題性を作ることが得策ではないだろうか。